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キラルカラム
Chiral Column

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タンパク質結合型キラルカラム

キラルセレクターであるタンパク質を基材のシリカゲルに結合したものを充填剤としたキラルカラムです。
多糖誘導体キラルカラムで分離できなかった化合物に対して、タンパク質結合型キラルカラムが有効な場合があります。
移動相には、リン酸緩衝液や酢酸系の緩衝液をご使用下さい。
タンパク質結合型キラルカラムとして、分離対象化合物の異なる3タイプを取り揃えています。

お知らせ

2012年1月1日以降の製造分から、タンパク質結合型キラルカラムの名称が次の通り変更になりました。
CHIRAL-AGP  → (新名称)CHIRALPAK® AGP
CHIRAL-CBH  → (新名称)CHIRALPAK® CBH
CHIRAL-HSA  → (新名称)CHIRALPAK® HSA
名称のみの変更でございますが、証明書等が必要な場合は、弊社までお問い合わせください。

タンパク質結合型キラルカラム一覧

特長

  • 逆相系での光学異性体分離用キラルカラムです。
  • 代謝物やバイオ法で得られたサンプルを水系移動相で光学純度分析できます。
  • LC/MSにもご使用いただけます。(内径2.1mmのカラムをご用意しています。)

移動相

CHIRALPAK® AGP

α1-酸性糖タンパク質をキラルセレクターとしたキラルカラムです。
アミン類(一級、二級、三級)、酸性化合物、中性化合物(アミド、エステル、アルコールなど)の分離に優れています。
適切な移動相を選択することで、各種の化合物を光学分割することができます。

CHIRALPAK® CBH

セロビオヒドロラーゼ(CBH)をキラルセレクターとしたキラルカラムです。
カルボニル、アミド、エーテル、スルホキシド、エステル、アルコール、フェノールなどの各種置換基を持つ塩基性化合物を誘導体化することなく光学分割することができます。

CHIRALPAK® HSA

ヒト血清アルブミン(HSA)をキラルセレクターとしたキラルカラムです。
酸性化合物や中性化合物を誘導体化することなく光学分割できます。
血中でのアルブミンと薬物の結合定数を簡便に推定することができ、タンパク質結合率測定に使用することができます。 この目的のためにヒトを始め各種動物の血清アルブミン結合カラムをご用意しています。

分離対象化合物
  酸性化合物 中性化合物 塩基性化合物
CHIRALPAK® AGP
CHIRALPAK® CBH  
CHIRALPAK® HSA