セミ分取カラムによる分取のための条件設定方法
クロマトグラフィー法の最大の特長は、スケールアップの容易さです。ダイセルのセミ分取カラムは、分析用カラムと同じ充填剤を使用しているので、分析用カラムで分離条件を設定できれば、そのまま分取用のサイズにスケールアップすることが可能です。
セミ分取カラムでの分取のためのストラテジー
![]() |
1. |
分離条件の検討分析カラム(4.6×250mm)を用い、化合物の光学分割に最適なカラムを選定します。条件設定時のポイント
|
||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2. |
負荷量の検討移動相と同じ組成の溶媒に化合物をできるだけ溶解させます。これを負荷量検討用サンプルとします。 ベースライン分離が得られるギリギリの量を負荷量とします。
|
|||||||||||||
3. |
安定性試験負荷量検討で分離されたサンプルを分け取り、実際に分取物を濃縮するときの温度に一定時間置き、これを再度分析カラムで分析し、サンプルの分解がないこと、ラセミ化しないことを確認します。 |
|||||||||||||
![]() |
4. |
スケールアップのための計算セミ分取カラムでは、1インジェクションあたり分析カラムの断面積倍の化合物を分取することが可能です。10×250mmの場合 分析カラムの4.7倍 20×250mmの場合 分析カラムの18.9倍 (例)20×250mmのセミ分取カラムで分取する場合 2の検討で、濃度 x mg/mlの化合物を y ml 打ち込めることがわかっていると 移動相流速:(1での流速 × 18.9 ) ml/min サンプル打ち込み量:( y × 18.9 ) ml |
効率よく分取するためのポイント
分取を効率よく行うためには、移動相に対するサンプルの溶解性は非常に重要です。
耐溶剤型キラルカラムCHIRALPAK IA/IB/IC/IDは、移動相に様々な有機溶媒が使用できることから、分取効率アップを考えると、まずはこれらのカラムから分離検討をされることをお勧めいたします。
耐溶剤型キラルカラムCHIRALPAK IA/IB/IC/IDは、移動相に様々な有機溶媒が使用できることから、分取効率アップを考えると、まずはこれらのカラムから分離検討をされることをお勧めいたします。






