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メールマガジン
[Vol.102 2025年12月号]
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ワーク・ライフ・バランスは
捨てたくない
~フランス駐在編~
(ライフサイエンス研究開発センター 中井康人)

2025年4月から新潟県の工場に拠点を置くライフサイエンス研究開センター所長を拝命しました中井です。キラきら情報通信は2回目の投稿となります。入社後、5回目の転勤で初の単身赴任となり、思春期の子供達と離れて生活することに心寂しく、妻に対し心苦しく、そして追われるような日々を過ごしております。さて、年末年始に長期休暇を取得される方が多いと思いますが、年末の大掃除としてキラルカラムの洗浄、適切な保存条件に切り替えをお勧めしております。
詳しくは👇の動画をご参考にしてください。

動く取扱説明書_Part-Ⅴ |カラム洗浄及びカラムリセット条件、カラム保存条件

前回紹介をしましたiPark勤務時代の前に、フランスにある子会社 Chiral Technologies Europe に出向し、バイオ分離剤の製品開発を担当しておりました。今回はフランス駐在員時代に経験したワーク・ライフ・バランスについて紹介します。フランス駐在は家族も帯同し、子供が現地校の幼稚園から小学校を卒業するタイミングで帰国をしました。駐在員という期間限定の恵まれた環境でしたので、異なる立場で生活されている方の感じ方は多様であると思いますが、日本よりも労働生産性が高いフランス現地で経験したワーク・ライフ・バランスついて話させて頂こうと思います。

*ヴァカンス中、私の子供が参加したカヤック教室の様子

フランスのヴァカンス(長期休暇)を聞いたことがある方もいるかと思いますが、ヴァカンスには制度、権利等歴史的な背景があります。フランスでは現在、法律で雇用主が従業員に対し年間5週間の有給休暇取得、うち2週間は10月までに連続して取得させる義務があり、従業員にとっては当然の権利です。6月1日に有給休暇の取得期間が更新されると、職場の従業員は真っ先に共有の年間カレンダーにヴァカンスのスケジュールを入れ、業務に支障がないようにヴァカンスの時期を調整していました。特に子供がいる従業員は年間計画を立てることが非常に重要です。何故かというとフランスの学校は6週間通って2週間の休暇が4回、夏休みは約2か月あるため、両親(女性就業率8割超)とその家族が子供との暮らしを計画的にやり繰りする必要があります。学校休暇の時期は人口過密が起きないように、フランスの地域を3つのゾーンに分けて時期をずらしています。交通機関や宿泊機関の価格は変動するため、例えば半年から1年前に予約すると価格を抑えることが出来ます。学校のヴァカンスの時期から外れると旅費はかなり安くなりますので、学校休暇が関係ない方はこの時期に旅行を計画する方が多いです。このような背景があり、仕事とヴァカンスも計画的に段取り、職場と利害関係者に根回しと事前調整をして、休暇だからそれまでに仕事を完了させる・仕事を引き継ぐ・仕事が滞ることを“お互い様”と理解して受け入れる社会が成り立っています。赴任した初年度はこの制度・文化を理解しておらず日本スタイルで仕事をしていて現地の上司に怒られました。生活に慣れてくると、仕事を集中して取り組み、帰宅後はヴァカンス過ごし方を家族で話し合って準備を楽しみ、そして1,2週間の休暇を取得して1か所でのんびり過ごす旅行や子供のスポーツの習い事送迎等で家族一緒に過ごしました。このように少し先に楽しみを持つ生活サイクルが生きるモチベーションにもなり、そして仕事もメリハリつける業務スタイルに繋がり、ワーク・ライフ・バランスが取れた充実した生活を過ごすことが出来ました。良い事ばかりではなく苦難も沢山経験しましたが、今ではそれもC’est la vieと思えます。最後に、フランスでは管理職と非管理職では残業、休暇に関する実態に違いがありますので、一概に言えないことは添えておきます。
さて、日本では職業によると思いますが、会社の仕組みや学校の制度上、GWとお盆、年末年始ぐらいしか長期休暇を取りづらい環境ですので、いつの日か変わっていくことを期待しています。今年も残り僅かですが、良い年末年始をお過ごしください。

追記)駐在時代に生活していたStrasbourgはクリスマスツリー発祥の地、クリスマスの首都と呼ばれ、中心街には巨大なクリスマスツリー、街中には煌びやかなイルミネーションとマルシェを楽しめますのでお勧めします。

新井工場での研修報告
(ライフサイエンス製品営業部 岩澤)

新潟県妙高市・新井工場でテクニカルサポート業務の研修を受けてきました。新井といえば、妙高山の雄大な眺めと、冬になると雪がどっさり降る豪雪の街。さらに、今年流行語大賞にノミネートされた「長袖をください」が生まれた番組のロケ地としても、今話題のホットスポットです。
工場研修では、初めてキラルカラムを使った分離スクリーニングに挑戦しました。条件をほんの少し変えるだけでクロマトグラムが劇的に変わる様子に、「これが噂の“分離の魔法”か…」と思わず声が漏れてしまいました。文献で読んでいた知識が目の前でカタチになる瞬間は、本当に感動ものでした。
新井工場のみなさんの職人技にも衝撃を受けました。出荷前には全数カラム検査を徹底されていて、「一個も手を抜かない!」という姿勢には、「私も見習わねば…!」と自然と背筋が伸びました。

そして妙高・新井の名物といえば、やっぱり「かんずり」です。地元の皆さんが「これこそ新井のソウルフード!」と太鼓判を押すだけあって、発酵で深みが増した辛さと旨味はまさに“ご飯泥棒”。気づいたら、特盛ご飯が跡形もなく消えていました(ダイエット中の方は要注意かも…?)。
今回の研修で学んだことをこれからの営業活動にしっかり活かしていきます。現場とお客様をつなぐ“橋渡し”役として、全力でサポートいたしますので、お困りごとがあれば、ぜひお気軽にご相談ください!

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