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キラルカラム
Chiral Column
多糖誘導体コーティング型キラルカラム(順相用)
多糖誘導体コーティング型キラルカラム(順相用)は、様々な光学異性体を分離できる適用範囲の広いカラムです。 キラルセレクターである多糖誘導体を基材のシリカゲルにコーティングしています。 カラムを使い分けることにより、幅広い種類の化合物を光学分割することができます。

多糖誘導体コーティング型キラルカラム(順相用)一覧
| 粒子径10µm | 粒子径5µm | 粒子径3µm | |
|---|---|---|---|
| AD | CHIRALPAK®AD | CHIRALPAK® AD-H | CHIRALPAK® AD-3 |
| AS | CHIRALPAK® AS | CHIRALPAK® AS-H | CHIRALPAK® AS-3 |
| AY | – | CHIRALPAK® AY-H | CHIRALPAK® AY-3 |
| AZ | – | CHIRALPAK® AZ-H | CHIRALPAK® AZ-3 |
| OD | CHIRALCEL® OD | CHIRALCEL® OD-H | CHIRALCEL® OD-3 |
| OJ | CHIRALCEL® OJ | CHIRALCEL® OJ-H | CHIRALCEL® OJ-3 |
| OX | – | CHIRALCEL® OX-H | CHIRALCEL® OX-3 |
| OZ | – | CHIRALCEL® OZ-H | CHIRALCEL® OZ-3 |
| OB | CHIRALCEL® OB | CHIRALCEL® OB-H | – |
| OC | CHIRALCEL® OC | CHIRALCEL® OC-H | – |
| OA | CHIRALCEL® OA | – | – |
| OF | CHIRALCEL® OF | – | – |
| OG | CHIRALCEL® OG | – | – |
| OK | CHIRALCEL® OK | – | – |
特長
- 多糖誘導体コーティング型キラルカラムは適用範囲が広く、キラルカラムを使い分けることで、光学異性体の8割以上が分離可能です。(当社キラルカラムスクリーニングの結果に基づく)
- セミミクロから分取用まで、幅広いサイズのカラムを取り揃えています。
- 高い理論段数が得られる充填剤粒子径3μmのキラルカラムをラインナップしています。
移動相
1.標準的な移動相とその溶媒比
| ヘキサン/2-プロパノール | ヘキサン/エタノール | |
|---|---|---|
| CHIRALPAK® AD-3/AD-H/AD |
100/0~0/100 | 100/0~0/100※1 |
| CHIRALPAK® AS-3/AS-H/AS |
||
| CHIRALPAK® AY-3/AY-H |
||
| CHIRALPAK® AZ-3/AZ-H |
||
| CHIRALCEL® OD-3/OD-H/OD |
||
| CHIRALCEL® OJ-3/OJ-H/OJ |
||
| CHIRALCEL® OX-3/OX-H |
||
| CHIRALCEL® OZ-3/OZ-H |
※1 CHIRALPAK® ADで移動相にヘキサン/エタノールを選択された場合は、100/0~85/15または40/60 ~ 0/100の混合比でご使用下さい。
※2 CHIRALCEL® OC/OC-H/OG/OFは、使用可能条件が異なります。詳しくは 取扱説明書(CHIRALCEL® OC/OC-H, CHIRALCEL® OG, CHIRALCEL® OF)をご参照下さい。
2.極性溶媒系で移動相として使用できる溶媒
注意点
本シリーズのカラムは、多糖誘導体をシリカゲルにコーティングした充填剤を用いています。
使用可能溶媒以外を移動相や試料溶媒としてご使用になりますと、カラムの性能を損ないます。
CHIRALPAK® AZ-Hには、ジエチルアミンなどの塩基性添加剤をサンプル溶解液、移動相のどちらにも使用しないで下さい。
ご使用になれない溶媒
DMF、DMSO、ジオキサン、トルエン、THF、クロロホルム、ジクロロメタン、アセトン、酢酸エチル など
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