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メールマガジン
[Vol.103 2026年1月号]
Mail Magazine
日本農芸化学会2026年度
大会ランチョンセミナーのご案内
(ライフサイエンス製品イノベーションGr. 大倉)
今度の日本農芸化学会2026年度京都大会において、3月10日に弊社のランチョンセミナーを開催いたします。当日は、「①1本のカラムで解決︕ 〜5 分以内で DL アミノ酸を⼀⻫分析〜」、「②糖類・メタボローム分析に貢献︕ 〜DCpak カラムのご紹介〜」、「③次世代シーケンサー(NGS)での DNA 配列解析効率を上げる前処理試薬のご紹介 〜ターゲットキャプチャー試薬 myBaits 〜」の3題をご紹介予定です。
本メールマガジンをご覧下さっている方は、①、②は容易にタイトルから内容ご想像いただけると思いますが、今回は少し異色な③に関してご紹介させていただきます。
こちらは、ダイセルの中でもアメリカのグループ会社 Daicel Arbor Biosciences が販売している試薬 myBaits に関する内容です。
近年、次世代シーケンサーをもちいたDNA解析の利活用が拡大しております。例えば、農芸化学の分野では、「植物の選抜・育種」、「環境中・⼟壌中の細菌叢の解析」のために利用され始めています。しかしながら、植物、特に穀物などは DNA が他の⽣物種に⽐べ、⻑⼤かつ複雑な傾向があり、環境から回収した DNA は興味の対象外の DNA が多量に混⼊する傾向があり、いずれも装置で読み取った全配列に対して、利用価値のあるDNAが少なく、解析効率が低下していました(下図左)。
そんな時にご利用いただきたいのが、この myBaits です。myBaits は所望のDNA領域に相補的に結合するよう設計された短い核酸がベースとなっています。さらに、各核酸にBiotin分子が修飾されています。これを配列解析の直前にサンプルと混合いただくことで、myBaitsが結合した所望のDNAのみを、Biotin分子特異的な結合ビーズを使うことで回収できます。この回収されたDNAのみを解析にもち込むことで、解析効率の向上、場合によっては検出感度や解析確度の向上が期待できます。
ランチョンセミナーではアプリケーションデータなども交えながら、さらにご紹介させていただきますので、是非ともよろしくお願いいたします。
EV単離・精製システムのご紹介
(ライフサイエンス製品イノベーションGr. 菅沼)
現在、ライフサイエンスSBUではエクソソーム単離・精製装置を開発中です。
ご興味のある方はぜひご連絡ください。
エクソソームとは?
エクソソームとは、細胞から分泌される直径30〜150ナノメートルほどの小さな膜で包まれた小胞(ベシクル)のことです。
エクソソームには、細胞内のタンパク質や核酸(mRNA、miRNAなど)などを含むため、由来する細胞の特徴を反映していると考えられており、細胞間のコミュニケーションを担う役割を持っています。
近年の研究により、エクソソームは血液や尿、唾液など様々な体液中に存在し、がんやその他の疾患に関与する分子情報を運ぶことが明らかになっています。そのため、病気の早期診断や予後の判定、治療法の開発において重要な役割を果たす可能性が高いと注目されています。
ダイセルのエクソソーム単離・精製システム
エクソソームの治療薬を製造するにあたり、大容量の培養液からエクソソームを単離するための手法はまだ確立されておらず、量産化に向けて解決すべき課題とされています。
当社の「エクソソーム単離・精製システム」は、ダイセルグループが持つ膜分離技術や、クロマトグラフィー分離技術を応用して設計され、エクソソームを自動で効率よく、高純度に精製することができます。
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