酵素法

酵素法について

合成反応に酵素を応用する場合、下記のようなメリットがあります。

  • 立体選択性、官能基の位置選択性に優れているため、不純物の生成が少なく、精製負荷を低くできます。
  • 中性付近の水系、常温・常圧の反応なので、安全性が高く、特殊設備は不要です。
  • 重金属を含まないため、金属除去工程が不要で、廃棄物処理も容易です。

ダイセルは、30年にわたって酵素法によって化合物を製造してきました。
この間に蓄積してきた酵素ライブラリーは、「酵素を研究するためのライブラリー」ではなく、「化合物を作るためのライブラリー」です。
通常、酵素は生体内で見られる立体のS体を生成しますが、ダイセルの酵素ライブラリーにはR体選択的な酵素も含まれています。
両方の選択性を持つ酵素のライブラリーだからこそ、比較用に逆の立体が欲しい、などという要望にも応えることができるのです。
そして、スクリーニング用の小スケールのキットから実製造用のバルク量まで、あらゆるスケールに対応しています。
また、生菌を取り扱うための高圧滅菌器や安全キャビネット等の設備も不要です。
ダイセルの合成用酵素であるChiralscreen®のスクリーニングキットは、凍結乾燥した酵素と必要な試薬がセットになっているため、通常の酵素と比較すると保存性が高く、水と基質、スターラーがあれば、すぐにスクリーニングが開始できます。
キラル化合物を扱うラボにひとつ、Chiralscreen®を常備しませんか?