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耐溶剤型キラルカラムを使って分離メソッドを開発する場合、どのように進めればよいのでしょうか?

耐溶剤型キラルカラムは、コーティング型キラルカラムよりも溶媒選択の自由度が広がります。サンプルの構造から最適な多糖系キラルカラムを選択することは困難なため、通常カラムスクリーニングを行います。スクリーニングでの成功率が高い4パターンの溶媒の組み合わせがあります。


下の表は、分離成功率の高いスクリーニングで使われる主な溶媒です。通常、これらの移動相のうち、1種類を使ってスクリーニングを始めます。その結果を見て、適当な保持時間に調整するために溶出力の弱い、または溶出力の強い溶媒組成を採用します。例えば、ピークがあまりにも早く出る場合は、溶出力の弱い移動相を用いる必要があります。CH2Cl2等のハロゲン系溶媒などはコーティング型キラルカラムを破壊します。これらの溶媒は耐溶剤型キラルカラムでのみ使用できます。

 

第一推奨
スクリーニング溶媒
アルカン※1/
2-プロパノール
アルカン※1/
エタノール
アルカン※1/MTBE※2/
エタノール
アルカン※1/
CH2Cl2※3(/エタノール)
一般的な初期条件
(v/v/v)
80:20 80:20 0:98:2 50:50
推奨する組成範囲
(v/v/v)
99:1~50:50 99:1~50:50 90:10:0(0:100:0)~
0:60:40(0:60:40)
85:15~0:100

 

 

第二推奨
スクリーニング溶媒
アルカン※1/
THF
アルカン※1/
酢酸エチル※4
アルカン※1/
CHCl3※3
アセトニトリル/
アルコール類※5
メタノール/
他のアルコール類
一般的な初期条件
(v/v/v)
70:30 50:50 70:30 100:0 100:0
推奨する組成範囲
(v/v/v)
95:5~0:100 80:20~0:100 85:15~0:100 80:20~0:100 100:0~0:100

 

※1 アルカン: n-ヘキサン、iso-ヘキサン、n-ヘプタン。サンプルによってはアルカンの種類によって多少分離が異なることがあります。


※2 比較的溶出力の弱いMTBE移動相を用いた場合、エタノールを添加して保持の強さやピーク形状の調節により、良好な分離が得られることがあります。逆に極端に保持の弱い化合物に関してはアルカンとMTBEの混合溶媒系が好適な場合があります。


※3 クロロホルム、ジクロロメタンなど比較的溶出力の弱い移動相を使用する場合は、アルコール(エタノール, メタノール, 2-プロパノール)を1~5 %程度添加して保持の強さやピーク形状を調節することによって、より良好な分離が得られることがあります。サンプルの保持が強すぎる場合には、ジクロロメタンに対して~20%のエタノールを添加することが効果的です。


※4 保持の強い化合物の場合、アルコール (エタノール, メタノール, 2-プロパノール) または THF を酢酸エチルに添加することによって溶出時間を短くすることができます。


※5 アルコール類: メタノール, エタノール, 2-プロパノールあるいはTHF。


※6 移動相の選択(特にアセトン、酢酸エチル、トルエン、高濃度のクロロホルム等)とサンプルの構造によっては、UV検出器による検出が困難になる場合があります。その場合は、RI検出器や蒸発光散乱検出器(ELSD)などUV吸収に左右されない検出器をご使用下さい。

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